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理事長挨拶

市田 公美一般社団法人
日本痛風・尿酸核酸学会 理事長

(JR東日本 千葉健康推進センター)

市田 公美


日本痛風・尿酸核酸学会 理事長からのご挨拶

 2025年2月より、一般社団法人 日本痛風・尿酸核酸学会の理事長を拝命しましたJR東日本 千葉健康推進センターの市田公美です。本学会は、痛風をはじめとする尿酸や核酸に関連する疾患や代謝などを研究する学会で、尿酸研究会として1977年に活動を開始しました。私は1984年から本学会に参加させて頂き、本学会の先生方に研究や臨床のイロハを教わり、本学会に育てて頂きました。このような歴史ある学会の理事長を拝命して身の引き締まる思いであると同時に、今までお世話になった学会に恩返しをしたいと思っています。金子希代子先生、久留一郎先生と二代の理事長のもとで本学会の運営に関わってきた経験を生かし、何とか学会のお役に立てればと考えています。
 本学会の目的は、尿酸・プリン体・ピリミジン体等の核酸関連物質及び痛風を科学的に研究し、内外学会との学術交流をはかり、我が国の医学および関連分野の発展に寄与し、併せて国民の健康の維持に貢献することであると定款に記載されています。今まで、この領域に関する世界的な研究が多くの本学会の会員により行われてきました。また、ガイドラインに関しても、「高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン」として現在第4版を作成中です。この様に、研究活動や医療関係者に対する知識の普及はある程度行えていると自負しています。一方で、一般の方への痛風・高尿酸血症などに関する知識の普及活動は、今まで十分に実施できていたとは言えませんでした。今後は、この普及活動についても力を入れていきたいと思っています。皆様のご指導、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2025年4月1日
一般社団法人 日本痛風・尿酸核酸学会
理事長 市田 公美

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