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2022年

高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン第3版[2022年追補版]が発刊されました

追補版発刊に寄せて

本冊子は、『高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン改訂第3版(以下『第3版』と略』の追補版です。『第3版』は「7つのクリニカルクエスチョンに対する推奨文」と「高尿酸血症・痛風の診療マニュアル」から構成されています。

今日、発刊後にガイドラインの医療への効果をモニタリングすることが求められるために日本痛風・尿酸核酸学会が、『第3版』の普及状況と効果を評価しました。加えて、2019年に選択的尿酸再吸収阻害薬ドチヌラドが使用可能となりました。これらを含めてガイドラインを加筆修正する必要性が生じましたが、ガイドラインをアップデートする時期ではないために、本追補版を作成しました。

[第1章 総論1]として『第3版』の現状と課題を、[第1章 総論2]として上述のモニタリングの結果を示して本ガイドラインの効果を記載し、また「高尿酸血症・痛風の診療マニュアル」の治療の章に、ドチヌラドに関連した加筆修正を行っています。修正にあたっては、ドチヌラドが加わったことを勘案し、①尿酸降下薬の薬理学的分類とそれぞれの特徴を記載する、②尿酸排泄促進薬一般として捉えられるところにドチヌラドを追記する、③ドチヌラドの国内での承認データをエビデンスとした特徴を記載することで対応しました。

『高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン(第3版)』及びこの追補版2022年が臨床の現場で適正に活用され、患者さんと医療従事者の診療の意思決定に役立ち、一人でも多くの患者さんが良質な医療を享受できることを願います。

 

「高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン第3版」改訂委員長

久留一郎

こちらから購入出来ます

●診断と治療社販売ホームページ

●書籍タイトル:高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン 第3版[2022年追補版]

●判型:A4判

●総頁数:88頁

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