2018年
“痛風と核酸代謝”第42巻第1号の公開について
“痛風と核酸代謝”第42巻第1号の公開について
日頃学会誌“痛風と核酸代謝”の発刊につき格別なる御高配・御厚情を賜わり、誠に有難うございます。
さて、長きにわたり編集委員長をつとめられました上田孝典先生が、当学会の理事長に御就任され、本号より私、市田が編集委員長に就任することとなりました。上田編集委員長の時代は、当誌が冊子体からJ-Stage上でのWeb公開へ移行し、会員の皆様のみならず、一般の方でも自由に閲覧することが可能となり、その閲覧数も一月に10000アクセスを超えるなど大きな躍進を遂げて参りました。また作成にかかる経費も大幅に削減され業務の効率化を推進することができました。このすばらしい功績を絶やさぬよう伝統と改革を意識した編集作業につとめていく所存でございます。
さて、今号の最大のトピックは、本学会と厚生労働省の難治性疾患等政策研究事業「腎・泌尿器系の希少・難治性疾患群に関する診断基準・診療ガイドラインの確立」の腎性低尿酸血症担当グループにより共同で作成された腎性低尿酸血症診療ガイドラインを補冊として公開することです。本ガイドラインを出来るだけ多くの方に見て頂きたいという委員の先生方のご意向を受け、発刊から約1年をすぎた今号に補冊としてJ-Stage上で公開することとなりました。臨床の場で有意義に活用されることを願っております。
最後に本誌につきましては、総説論文一編と原著論文七編を含む、非常に読み応えのある内容となっており、その中身も本学会の特徴を反映した多様性に富んだ質の高いものとなっております。御陰様で、平成30年7月25日(水)をもって本誌をJ-Stageにて公開する運びとなりました。これも皆様の御支援と御指導の賜物と心より感謝する次第でございます。また来年2月には、帝京大学板橋キャンパス臨床大講堂にて、帝京大学薬学部臨床分析学研究室教授の金子希代子会長のもと第52回日本痛風・核酸代謝学会学術集会が開催される予定です。そのご案内につきましても当誌で公開されておりますので是非御一読頂ければ幸甚です。これからも、会員の皆様に積極的に読んで頂けるような学会誌をお届け出来るよう日々編集作業に精進してゆく所存でございます。今後共ご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
2018年7月
日本痛風・核酸代謝学会 編集委員長 市田公美
日本痛風・核酸代謝学会 編集幹事 山内高弘
▼こちらからご覧になれます
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/gnam/41/2/_contents/-char/ja/